02 黒楽 茶盌

黒楽 お茶盌



どっしりとした、形状が特徴の黒楽お茶盌です。

八の字の如く、下に行くに従い広がるお茶盌を、当窯では末広形と呼んでおります。この形状のお茶盌は、本作のように、大きくどっしりとした安定感のある形状となり、力強い印象のお茶盌ります。
当窯では、この形状のお茶盌は、黒楽が大半です。赤楽で、下部が広がるようなお茶盌を制作する場合は、尻張と呼ばれる曲線状に成形することで、やさしい雰囲気をもつお茶盌となることが多いです。

形状だけでなく、いまにも蕩けそうな釉性状も、このお茶盌の大きな見所だと思います。このお茶盌のような艶やかな釉性状を得るには、焼成時間を極力短くすることが有効であり、このお茶盌も、5分程度で焼成を完了いたします。

Data
胴径:13(cm)
高さ:8(cm)
高台径:6(cm)
重さ:465(g)
1点限り

本作品のご購入に関しましては、【こちら】をご覧ください。

(Ab-002)

01 黒楽 かせ釉 筒茶盌

黒楽 かせ釉 筒茶盌です。
This is Kuro raku tsutsu bowl (cylindrical form). The glaze is “Kase”.

ご覧のとおり、釉薬表面には小さな穴と共に多くの凸凹があり、使い手にしっかりとした手触りを伝えてくれます。ただ、しっかりとした手触りといっても、金属質の硬い手触りではなく、楽焼特有の柔らかい手触りであり、手に触れること自体が心地よく感じるような、優しい手触りのお茶盌です。

樂家初代長次郎氏が世に残された黒楽は、はっきりとした黒というよりも、焦げ茶色のような黒です。これは、釉薬自体の調合が異なるだけでなく、今の黒楽と焼成条件が異なることも、大きな要因かと思います。このお茶盌の焼成に際しては、通常の黒楽よりも温度を下げ、焼成時間を延ばすことにより、黒というよりも焦げ茶色の発色を得ることができました。

このお茶盌の釉薬性状を狙うことは多々あるのですがなかなか再現が難しく、それ故、当窯にとっては非常に大切な一盌であり、常に店頭に鎮座しております。

Data
口径:10(cm)
高さ:11(cm)
高台径:5(cm)
重さ:380(g)
参考価格:非買

This bowl has uneven surface with a lot of small holes.
The uneven surface is very mild and it has a really good feel to you.

Choujirou (長次郎 1st generation of Raku family)made many kuro raku bowls.
But, those kuro raku bowls are dark brown black rather than clear black.
There are many factors (such as glaze and kiln condition) that the color is dark brown.
We controlled the kiln temperature lower and kiln time longer for this bowl. We got this unique surface successfully.

After that we tried to get this unique surface many times. But we couldn’t get better work than this. So this bowl is very important for us and we keep this bowl in my shop.

Data
Diameter:10cm
Height: 11cm
Diameter of Kodai:5cm
Weight:380(g)
Not for Sale

(Aa-001)